基調講演
2020年イベントの基調講演者
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創立時の社員の1人としてArmに入社して以来、Simon Segarsはテクノロジーとビジネス両面でイノベーションを推進し、Armは、世界で最も広く普及しているコンピューティング・テクノロジーを設計する会社へと成長を遂げました。
Segarsは、世界で最初のデジタル式携帯電話に採用された、初期の先駆的なArmプロセッサーであるArm7とArm9の開発を率いました。 業界標準の制定においても重要な役割を担うとともに、エンジニアとしての仕事を通じて組み込みシステムに関する複数の特許を取得しています。 2001年にはエンジニアリング担当バイスプレジデントに就任、その後グローバルセールスの責任者など戦略的な任務を歴任し、2013年7月にArmの最高経営責任者(CEO)に任命されました。 また、Armの米国における事業拡大とシリコンバレーでの協業強化にも長年尽力し、現在も家族とともにカリフォルニア州に居住しています。
Segarsは、2016年のソフトバンクグループによる買収の際も経営の舵を取り、2017年6月にソフトバンクグループの取締役に就任しました。 さらに、Global Semiconductor Alliance (GSA)、Electronic System Design Alliance (ESD Alliance)、TechWorksのボードメンバーや、Dolby Laboratories, Inc.の社外取締役も務めています。
サセックス大学で電子工学の工学学士号を、マンチェスター大学でコンピューターサイエンスの理学修士号を取得しました。
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1987年、インテルジャパン株式会社(現インテル株式会社)に入社。1989年から1990年、Intel Corp.本社サンタクララ勤務。
1991年から1995年まで、フィールドアプリケーションエンジニアとして国内PC顧客の開拓・獲得活動に従事。1995から1996年はVLSIテクノロジに勤務。デジタルコンシューマプロダクト製品の技術マーケティング・マネージャを務めた。
1997年から2003年は、再びインテル株式会社に勤務。ワイヤレス技術センター、およびフィールドアプリケーション本部長代理を務めた。
2003年から2008年は、テンシリカ株式会社にて、フィールドアプリケーションディレクターとして勤務した。
2008年11月にアーム株式会社入社。OEMセールスを経て2010年にセールス担当バイスプレジデントに就任。2013年7月、代表取締役社長に就任し、現在に至る。
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東京大学理学系研究科情報科学専攻、博士(理学、1993年)。2001年より東京工業大学・学術国際情報センター教授。2017年産総研・東工大RWBC-OILラボ長。2018年より現職。東京工業大学・情報理工学院特任教授(兼職)。
専門は高性能並列システム(GPU・省電力・高信頼/大規模データ処理、高性能AI等)。
ACM HiPCを含む、主要国際学会のプログラム委員長職等を歴任。
スーパコンピュータTSUBAMEシリーズの研究開発に携わり、省電力を含む数々の指標で世界のトップランクを獲得すると共に、超並列計算機の並列アルゴリズムやプログラミング、耐故障性、省電力化、ビッグデータやAIとの融合などの基礎研究に携わる。米国計算機学会ACM フェロー(2009年)、ACM Gordon Bell賞(2011年)、文部科学大臣表彰(2013年)などを経て、2014年、スーパコンピュータ分野の最高峰賞であるIEEE Sidney Fernbach賞を日本人としては初めて受賞。2018年にはACMが主催するHPDC国際学会のキャリア賞を、2019年にはSCAsia 2019にてAsia HPC Leadership Awardを受賞。2020年6月TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500において史上初世界1位四冠を達成したスーパコンピュータ「富岳」の総責任者。
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2009年、経済産業省所管である独立行政法人情報処理推進機構が主催・実施する「突出したIT人材の発掘と育成」を目的とした未踏事業に採択され、美容とテクノロジーを組み合わせたシステムを開発。2012年、株式会社スイッチサイエンスに入社し、専門家でない人でもテクノロジーを楽しめる世界を作ることを目標にマーケティングや広報活動に従事。出産を期に対象を子供や教育に広げて活動する中で、教育向けマイコンボードであるmicro:bitと出会う。2017年5月に株式会社スイッチエデュケーションを設立し、社長に就任。同8月にmicro:bitの日本ローンチを担当し、国内正規販売代理店としての活動を開始。micro:bit関連教材の開発製造販売だけでなく、micro:bitを使ったプログラミング教育の普及活動を行っている。2019年より、独創的なアイデアや卓越した技術を持つ17歳以下の小中高生及び高専生を支援するプログラム「未踏ジュニア」のPMとして未来を担う世代を支援している。
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2006年東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程修了、博士(工学)。
同年宇宙航空研究開発機構(JAXA) 情報・計算工学センター招聘研究員。現在、JAXA研究開発部門第三研究ユニット主任研究開発員。High Performance Computing (HPC)を使った大規模数値流体解析(CFD)を活用し、H-IIBロケット、イプシロンロケット、H3ロケット、観測ロケット等の研究開発に従事。HPCにおける大規模CFD解析のワークフロー効率化のため、大規模格子生成、遠隔並列可視化、in situ/in transit可視化、教師無し機械学習を利用した特徴量抽出などにも従事。